デジタルタトゥーとは?
用語集デジタルタトゥーとは、インターネット上に投稿された誹謗中傷、個人情報、不適切な画像や動画などが、一度拡散されると完全に消去するのが困難になり、半永久的に残り続ける状態を指します。消すことが難しい入れ墨(タトゥー)になぞらえられた比喩表現です。wikipedia
どうして情報が残ってしまうのか
デジタルタトゥーとして情報が残ってしまう理由は、一度、拡散された情報があらゆるところで保存されてしまうからです。
元の投稿を消したとしても、スクリーンショットなどで保存されていたものが、再度投稿されてしまうこともあります。そして、再投稿されたものがさらに別の第三者によって保存されるというケースもあります。
スマートフォンやPCで簡単に情報を保存できるため、一度、拡散されたものをなかったことにすることは現実的に不可能です。アークレスト法律事務所
デジタルタトゥーの有名な事例・事件
バイトテロ事件
いわゆるバイトテロとは、アルバイト従業員などが勤務先での不適切な行為を動画や画像にして、その様子をSNSに投稿して炎上する事例を指します。例えば、食品を不衛生に扱う、店舗設備で遊ぶ、悪ふざけを撮影して公開するといった行為です。
こうした投稿は、本人の軽率な行動として批判されるだけでなく、勤務先の信用を大きく損なうものとなります。こうした投稿は削除しても、ニュース記事やまとめサイトに残ることで、長く検索可能な状態が続くことがあります。
迷惑行為動画
飲食店や公共交通機関、商業施設などでの迷惑行為動画も、デジタルタトゥーの代表的な事例といえるでしょう。本人にとってはちょっとした悪ふざけのつもりで撮影された動画ですが、これがSNSで拡散されると、短時間で多くの人に共有され、本人の氏名や学校、勤務先などが特定されることがあります。
迷惑行為動画はインパクトが強く、炎上しやすいため拡散速度が非常に速い傾向があります。元動画が削除されても切り抜き動画や静止画が出回り、別のプラットフォームに再投稿されて情報が長期間残ることもあります。
リベンジポルノ
交際相手や元配偶者などが、私的に共有されていた性的な画像や動画を無断で公開するという、リベンジポルノはデジタルタトゥーで最も深刻な被害のひとつといえるでしょう。
バイトテロなどの迷惑行為とは異なって、被害者に落ち度がないにもかかわらず性的な動画や画像がデジタルタトゥーとして残ることで精神的苦痛も大きくなります。
特に性的な画像や動画は、一度流出すると完全な削除が極めて難しく、海外サイトや匿名掲示板などにも広がりやすいというリスクがあります。こうした被害の深刻さから、単なる炎上や拡散とは異なり、重大な権利侵害として早急な対応が必要です。